訪問購入のトラブルが増えています
2024年11月29日更新
購入業者が自宅に来て物品を買い取る、いわゆる「訪問購入」に関する相談が、全国の消費生活センター等に寄せられており、ここ数年増加しています。契約当事者が60歳以上の割合が全体の8割近くを占めているという特徴があり、特に高齢者に注意してほしいトラブルです。
これをお読みの方が被害に遭われることは無いと思われますが、お知り合いの高齢で独居の方がいましたら、注意していただくようお伝えください。
相談事例
- ふと目を離した隙に金のネックレスやダイヤの指輪などを業者に持ち去られたようだ。
- 人の役に立つならと思い、訪問を了承したが、業者が帰った後指輪がなくなっていた。
- 一人暮らしの認知症の母親が記念硬貨を安値で買い取られていた。
相談事例からみる問題点
- 犯罪まがいの行為が行われる深刻な事例がみられる。
- 特定商取引法違反の疑いがある行為が行われている。
- 「貧しい国に寄付する」など、消費者の親切心に訴えかけるなどして断りにくくした上で勧誘を行っている。
アドバイス
- 突然訪問してきた購入業者は決して家に入れないようにしましょう。
- 購入業者から電話がかかってきても、安易に訪問を承諾しないようにしましょう。
- 購入業者から勧誘を受けて訪問を承諾する場合は、一人では対応しないようにしましょう。
- トラブルになった場合や不安がある場合は、消費生活センターや警察に相談しましょう。
TEL.(054)202-6006